【シリーズ:事業計画で経営者力を磨く①】

事業計画を作る目的・効果は様々ありますが、このシリーズでは「経営者力を磨く」という観点で話していきます!

事業計画を作る『目的』

今回は、「事業計画を作る『目的』についてです。
何事も「目的」がわからないと分かりにくいですよね!
先ずは前提合わせとして「経営者力を磨く」という観点での「事業計画を作る目的」について話します!

大前提として「計画を作ってもその通りにはならない」は当たり前

私も金融機関で働いていた時に、やっぱり融資を検討する際に事業の計画は知りたいんですよね。
というより、融資金額が大きい設備投資とかだったら「知りたい」というより「無いと融資できない」とバンカーは思います。

そこで聞くわけですよ。
私 :社長、事業計画ありますか?

社長:無い!あんなん作ってもその通りならんから意味無いやろ。

もはや定番のやり取り。

「事業計画を作ってもその通りにならない」は当たり前なんですよね。
でも「意味無い」は本当にそうですか?というのが今回のお話。

その通りにならないのに『なぜ』作るのか?

このシリーズの観点で言うと「経営者力を磨くため」です。

「おいおい中川、経営者力って何やねん?」
そんなツッコミが飛んできそうです。

経営者力って色々な捉え方が出来ますよね。
「計数管理能力」「営業力」「社員育成力」・・・・上げるとまだまだ出てくるでしょう。

変化の激しい先行き不透明な時代(VUCA時代)でどんな経営者力を磨く必要があるのか?
(個人的には今も昔も、先行きが明瞭だった時代なんて無かったと思いますが。。)

仮説⇔検証サイクルを回し続ける力

磨く経営者力とは「仮説⇔検証サイクルを回し続ける力」です!

これが回っていない組織がめちゃくちゃあります。

自分の勤めた会社や金融機関時代に訪問していたお客様含め、ほとんどの会社がこのサイクルを回せていません。

状況変化に合わせて適応していく力が経営者が最も身に付けるべき力です。

事業計画を作って、使うことは、まさしくこのサイクルを回すことです。

だから、事業計画を作ることが、経営者力を磨くことに繋がります。

次回はもうちょっとこの辺り深ぼっていきます!

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