【シリーズ:事業計画で磨く必要な経営者力②】
事業計画を作る目的・効果は様々ありますが、このシリーズでは「経営者力を磨く」という観点で話していきます!
PDCAサイクル回せってどういうこと?
前回は「経営者力を磨く」という点での「事業計画を作る目的」についてお話ししました。
今回はその部分をもう少し深ぼってお話ししていきます。
それがPDCAサイクルについてのお話しです!
PDCAサイクル回せって良く聞きますけど、
実は本質を理解していないと良くない展開になったりするんです。
今回は、そんなお話しの導入部分です!
PDCAサイクルも仮説⇔検証を行う一つ
この図は、経営における全体像を表した、私の独自メソッドの図です。
私は「Past To Dream Story法」(略:P2D法)と名付けてます笑(ネーミングセンスの無さは置いておいてください)
このメソッドも何処かで説明するブログ書こうかなと思ってますが、
今回はPDCAサイクルの話なので説明は割愛します。
見てもらいたいのは、左上のPDCAの部分です。
PDCAサイクルの要素も「仮説」に分類される要素と「検証」に分類される要素の2つに分けることができます。
仮説の要素:計画(Plan)と改善(Action)
検証の要素:実行(Do)と評価(Check)
PDCAサイクルは使えない?
「PDCAサイクルでは遅い」「変化の激しい時にはOODA(ウーダ)だ」とか言われますが、PDCAサイクルの考え方は変化の激しい時代でも使えます。
というより、「PDCAとOODA」は共存するものと思っていますし、会社のフェーズによって、会社の状態によってどちらの色を濃くするかです。
この辺りもまた記事を書こうと思いますが、
PDCAサイクルは使い物にならないは嘘です!
そういう事を言う人は、もしかすると計画を上手く使えていない人かもしれません。
PDCAサイクルは、上述の通り「仮説⇔検証」のサイクルです。
根幹的な考え方は、いつの時代も使えるものと私は考えています。
分かっていてもできないから、ツールと環境が必要
PDCAサイクル回しましょう。
仮説⇔検証しましょう。
「はいはい、分かってます」
「知ってます」
そんな声が聞こえてきそうです。
そこで一度胸に手を当てて考えてみてください。
「やってますか?」
「できてますか?」
物事の多くは
「知ってるけどやってない」
「分かっているけど、できない」
そういうモノです。
だからこそ、ツールと環境が必要なんです。
ツール、今回でいうと「事業計画」だけあれば自分でできる方も居られます。
それでもダメなら我々のような会社と契約をするなど環境を作る必要があります。
重要なのは
「知ること」でも「理解すること」でもなく「やること」です。
次回は、事業計画の要素について、もう少しお話しします!