どんぶり勘定でもいい。数字が苦手な経営者ほど最初に知ってほしい話
結論
数字が苦手でも、経営者としてダメではありません。
むしろ多くの経営者は、気づいていないだけで「必要な数字」は感覚でもう掴んでいます。
理由
相談の場でよく聞くのが、
「数字が分からなくて、経営者として良くないと思ってます」という言葉。
でも、人には得手不得手があります。
戦略も教育も「強みを活かす」が基本なのに、
経営者だけ“全部できて当然”みたいな前提になりがちです。
私はここに、少し無理があると思っています。
それに、「数字が分からない」と言う経営者で、
本当に何も分かっていない方に会ったことはありません。
理解の深さは人それぞれでも、
必ず自社が抑えるべき数字は抑えています。
たとえ数字を明確に言語化していなくても、
「勘」や「感覚」がそれを支えていることが多いからです。
具体(現場で起きること)
問題は、環境が変わったり新しい取組を始めたりしたときです。
このタイミングで、
これまで頼れていた感覚が一時的に狂います。
そして、その狂いが残ると、
「なぜかお金がない」状態になりやすい。
ここで効いてくるのが、利益管理・資金管理などの財務管理体制です。
財務管理体制があると、
- 感覚が狂ったことに早く気づける
- 組織的に気づけるようになる
- どこが感覚とズレているか確認できる
という状態に近づきます。
(中には、財務分析結果と感覚がピタッと当たる“超能力者”みたいな経営者もいますが…これは例外です)
今日のまとめ
もし「数字に自信がない」と思ったら、まずはこれを一度だけ確認してみてください。
「本当に、何の数字も抑えていないか?」
意外と、もう掴めているものがあるはずです。
財務ができないからダメではありません。
苦手な部分は、得意な人に頼れば良いだけ。
最初は、**「どんぶり勘定で良いじゃない」**から始めて、
徐々に把握する数字を増やしていきましょう。

