毎月、通帳の残高だけを見て「まあ、なんとかなってるか」で経営判断をしていませんか。忙しい日々の中では、数字とじっくり向き合う時間なんてなかなか取れないものです。でも、そのどんぶり勘定のまま走り続けると、ふとした瞬間に「あれ、思ったより厳しいぞ」と気づくことになりかねません。実はこれ、車の運転にとてもよく似ています。今日は経営の数字を「運転席」にたとえて、一緒に整理してみましょう。

バックミラーとサイドミラー——見えているようで、見えているのは「横」と「後ろ」だけ

試算表や決算書は、いわば「バックミラー」です。過去にどれだけ走ってきたか、どんな道を通ってきたかがはっきり映ります。振り返ることは大切ですし、バックミラーを見ない運転は危険ですよね。

そして業界平均や同業他社の数字は「サイドミラー」。自分の車が横の車と比べてどのくらいのスピードで、どのあたりを走っているのかを教えてくれます。これも、自分の立ち位置を知るうえで欠かせない情報です。

ただし、どちらの鏡も見ているのは「今、自分がいる場所より前ではない場所」です。バックミラーとサイドミラーだけをずっと見ながら運転する人はいません。それなのに、経営になると「先月の実績」と「業界平均」ばかりを気にして、肝心の前方を見ていないケースは意外と多いのです。

カーナビ——目的地がなければ、道は選べない

前に進むために本当に必要なのは、目的地を入力した「カーナビ」です。カーナビがあれば、今どのくらいのペースで進んでいて、目的地まであとどれくらいか、この先どんなルートを通ればいいかが見えてきます。逆に言えば、目的地を入れていないカーナビは、ただの画面でしかありません。

経営における「カーナビ」とは、自分たちが立てた計画そのものです。「今期はこのくらいの利益を目指す」「そのためにはこんな流れでお金が動く」という見通しがあって初めて、日々の数字が「順調」なのか「軌道修正が必要」なのかを判断できます。バックミラー(実績)とサイドミラー(業界平均)だけでは、この判断はできません。

どんぶり勘定気味の経営というのは、悪く言えば「カーナビなしで、勘とアクセル感覚だけで走っている」状態とも言えます。センスのいいドライバーなら遠くまで行けるかもしれませんが、道が混んできたり、天候が急に変わったりしたときに、対応が後手に回りやすいのも事実です。

まずは、自分の運転席を覗いてみることから

「カーナビを入れましょう」と言われても、何から手をつければいいのか分からない、という方も多いはずです。それは当然のことで、経営の数字は会社によって形も癖も違います。まずは自分の運転席に今どんな装備があって、何が足りないのかを知ることから始めてみませんか。

  • バックミラー(実績の振り返り)はきちんと機能しているか
  • サイドミラー(周囲との比較)で、自社の立ち位置を把握できているか
  • そして何より、カーナビ(目的地と計画)は入力されているか

Funny Makerは、この「カーナビ」を一緒に作っていく伴走者でありたいと考えています。上から教えるのではなく、あなたの車の助手席に座って、一緒に地図を広げるイメージです。

あなたの運転席には、今どんな装備が揃っていますか?まずは現在地を知ることから、次の一歩が見えてきます。「3分でわかる どんぶり度セルフ診断」で、自社の運転席をチェックしてみませんか。https://lp.funny-maker.com/shindan/