「よし、経営計画を作るぞ」——そう意気込んでノートやパソコンを開いたものの、何から書けばいいのか分からず、手が止まってしまった。そんな経験はありませんか。

数日後に見返すと、白紙のまま。「また続かなかった」と自分を責めたくなりますが、実はそれ、やる気の問題ではありません。順番が違っていただけなのです。

手が止まるのは、意志が弱いからではない

経営計画づくりが止まってしまうのは、多くの場合「今どこにいるか」が曖昧なまま「どこへ行くか」を考えようとしているからです。

カーナビを思い浮かべてみてください。目的地を入力しても、まず案内してくれるのは「現在地」からのルートです。現在地が分からなければ、どんなに優れたカーナビでもルートを引けません。経営計画もまったく同じ構造をしています。

最初の一歩は「現状把握」から

現状把握とは、売上・支出・手元に残っている資金などを、感覚ではなく事実の数字として確認することです。

どんぶり勘定が悪いわけではありません。日々の忙しさの中で細かい数字まで追いきれないのは、多くの経営者に共通する自然なことです。ただ、計画を立てる前にこの「現在地」を押さえておくと、次に何を考えればいいかがぐっと見えやすくなります。

  • 今月、口座にいくら残っているか
  • 先月の売上はいくらだったか
  • 大きな支払いの予定はいつ、いくらあるか

この3つだけでも、頭の中の霧が少し晴れてくるはずです。

今日は、ひとつだけでいい

「全部の数字を今すぐ把握しよう」と気負う必要はありません。むしろ、それが手を止める原因になります。まずは今日、ひとつだけ。通帳やネットバンキングを開いて、今の残高を確認する。それだけで十分な一歩です。

Funny Makerは、そんな「現在地探し」を経営者おひとりに任せきりにしません。数字を一緒に確認し、次の一歩を一緒に考える伴走者でありたいと考えています。

自分の「現在地」がどのあたりにあるのか、まずは気軽に確かめてみませんか。3分でわかる どんぶり度セルフ診断で、今の状態をチェックしてみましょう。

よくある質問

経営計画を作る前に何から始めればいいですか?

いきなり計画を書くのではなく、まず売上・支出・手元資金などの「現在地」を事実として確認することから始めます。

どんぶり勘定でも経営計画は作れますか?

作れます。どんぶり勘定は特別なことではなく、まず今の数字を確認する現状把握から始めれば、無理なく計画づくりへ進めます。

現状把握とは具体的に何をすることですか?

現状把握とは、売上や支出、手元の資金などを感覚ではなく実際の数字として確認する作業のことです。