【シリーズ:事業計画で磨く経営者力③】

事業計画を作る目的・効果は様々ありますが、このシリーズでは「経営者力を磨く」という観点で話していきます!

事業計画は何で構成されているのか?

事業計画作りましょう!
そういった時に、あなたはどのようなものをイメージしますか?

「作った事がないから分からない」
「なんか色々文字が書いてあることですよね」

「事業計画」と一言にいっても、
イメージするものは様々でしょう。

でも大きな要素は3つなんです!

そんなお話しを今回はしていきます。

事業計画の3つの要素

事業計画は大きく「行動計画」「利益計画」「資金計画」の3つで構成されます。

それぞれリンクしていて、かつ意味があるものです。
「行動計画」・・・原因の計画
「利益計画」・・・結果の計画
「資金計画」・・・お金の計画

理想で言えば、この3つがリンクしていると凄く経営の土台としては頑丈になりますが、
一朝一夕にそのレベルで作れません。
(むしろ仮に作っても、マジで意味の無い形だけの箱みたいになるので、最初から目指さなくて良いです)

このシリーズの観点では、「行動計画」だけ着目します!
全体感のものはまた別で記事にします!

原因と結果

行動計画だけ!とはいうものの、
前提として「原因と結果」について話しておかないとお伝えしたいことが伝わらないので、
軽く説明します。

あなたの「今の状態」も「これからの状態」も全て「結果」です。
それはあなたが「何か行動した結果」であり「何かをしなかった結果」です。

つまり、「結果だけを変えることはできない。原因となる行動を変えない限り結果は変わらない」という考え方です。
もしあなたが、今自分が望んでいない状況にあるのであれば、それはこれまでしてきた行動の結果です。
今の状況を変えたければ、何か行動を変える必要があります。

先ず、この単純な真理を改めて確認しておいたのは、
極稀に「自分じゃない何かの性で今の状況がある」と世間でいう「他責」の方が居られます。
自分の心を守るために「他責」になることは否定しません。

ただ、「他責」では結果が変わらない事も事実です。

仮説⇔検証は「行動」

事業計画を作る時に避けないといけないのは「数字の一人歩き」と呼ばれる状態です。

どんな状態か?
「どうやってその数字にするのか?」が無い状態です。

「どうやって」の部分はやってみないと分からないので、
「こうやれば数字達成できるんじゃないか?」という仮説になります。
(計画は仮説なのに、なぜか「計画で決まっているから」と、計画で決めた通りにやらないといけないと思ってる人が多い)

「こうやったら上手くいくんじゃないか?」
「やってみてどうだったか?」
は両方とも「行動」に関することです。

なので、仮説⇔検証サイクルを身に付けるという点では「行動計画」に注目するのです!

「来月までに何をするか?」それを考えて実行することから始めましょう!

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