数字に色を付ける。決算書は「見る」じゃなく「読む」
「数字を読めるようになりたい」
そう思ったとき、いきなり細部に突っ込むとだいたい迷子になります。
最初にやるべきは、大枠をブロックで掴むこと。
決算書は“塊”で見たほうが理解が早いです。
まずは決算書を2つに分ける
決算書は大きく2つに分かれます。
- 貸借対照表(B/S)
- 損益計算書(P/L)
ここを分けて捉えるだけで、頭の中の整理が一段ラクになります。
B/Sは「3ブロック」で捉える
B/S(貸借対照表)は、まずこの3つ。
- 資産
- 負債
- 純資産
さらに、負債は2つに分ける。
- 流動負債
- 固定負債
こうやって“ブロック化”していくと、数字がただの羅列じゃなくなってきます。
(ここが「数字に色が付く」感覚)
「覚える」より「理解する」を選ぶ
ここで一番言いたいのはこれです。
ブロックの意味は、
覚えるのではなく、理解することに挑戦する。
なぜかというと、次に出てくる“分析結果”を理解するためです。
指標は無限にある。大事なのは「意味」
粗利益率、経常運転資金、労働分配率…
財務分析指標はいくらでも出てきます。
EBITDAみたいな横文字も入ってきます。
でも、経営者にとって大事なのは、計算式を覚えることじゃない。
- その指標は何を表しているのか
- それが上がる/下がると何が起きるのか
- じゃあ次に何を打つのか
ここが理解できることのほうが、圧倒的に効きます。
ちなみに僕は、EBITDAの計算式はすぐ忘れます。
でも、計算式は探せば出てくる。
計算式を見れば、意味は理解できる。
財務はこの感覚でいいと思っています。
決算書は「何がいくら」では経営に効かない
決算書が「何がいくらだ」と見えるだけでは、経営にはほぼ役に立ちません。
役に立つのはこっちです。
「これがこうなったから、こうなったのか?」
と、因果を考えられること。
つまり、読める=仮説を立てられること。
これが、決算書を経営に活かす一歩目です。

